八重山のサンゴ礁の保全を目指して

石西礁湖サンゴ礁基金

サンゴ礁基金について【活動のご報告】

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住民が参加する「コーラルウォッチ」を実施中です

石西礁湖と周辺のサンゴは、夏期の高水温による白化などの被害が報告されていますが、一般の住民がサンゴの現状に触れたり調べたりする機会は多くありません。
そこで、石西礁湖自然再生協議会メンバーが住民に呼びかけて「コーラルウォッチプロジェクト」を実施することとし、基金が7万3千円の助成を行い ました。
実施方法は、主に岸から歩いて行ける範囲で、サンゴの色を「コーラル・ヘルス・チャート」(色見本)と比較して記録するもので、誰でもできます。
9月から11月にかけて、いずれも石垣島の、白保、真栄里、富野の海岸で計4回実施し、延75人が参加しました。このうち、白保では「しらほ子供 クラブのメンバー」、真栄里では、八島小学校5年生が多数参加しています。
このプロジェクトは、地域の方々が自らコーラルウォッチを行い、生活の場である島周囲のサンゴの生息状況を把握し、石西礁湖と周辺の海の環境や自然再生について関心を高めていただくことを目ざしています。また、サンゴの白化とそれからの回復を継続して調査することが重要だと考えています。
八重山でも冬は風が強く海に入ることに適さないので、来春(2011年)に継続して実施する予定です。

 
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