八重山のサンゴ礁の保全を目指して

石西礁湖サンゴ礁基金

サンゴ礁基金について【活動のご報告】

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サンゴ礁を救う陸域対策として、さらなるサトウキビの株出し栽培を促進します!

昨年度から干川明さんを中心に取組んでいる「サトウキビの株出栽培への転換」を促進します。農家に株出しのための株揃え機を貸し出し、株出栽培を促すことによって赤土の流出を抑えようという取組です。
昨年12月には、干川さんも参加する持続可能な美ら島農業推進協議会に対し「サンゴ礁保全活動支援事業助成金(沖縄県環境生活部自然保護課)」の助成(250万円)が認定され、連続株出しをしようとする農家に堆肥を支援する取組が始まります(一農家あたり50aを限度に、15kg入りの堆肥を10aあたり40袋支援)。計15haの株出し畑の肥料を、化学肥料ではなく石垣島産の堆肥を使用することで、海に流れ出す栄養塩(チッソやリンなど)を抑え、サンゴ礁への影響を抑えることができます。
石西礁湖サンゴ礁基金も、上記の取組に呼応し、前年の支援農家を増やして株揃え機を貸し出し、さらなる株出し栽培を促進していきます。

【堆肥を支援する効果】
◆化学肥料の代換で栄養塩流入量を減らし、サンゴ礁への影響を抑える
◆堆肥効果でキビ連続株出し栽培収量を高める
◆基肥化学肥料を堆肥に置き換えることで肥料吸収効率を高め窒素溶脱を減らす
◆キビ梢頭部飼料化と牛糞肥料との交換。耕畜連携地域循環のモデルとなる
◆堆肥投入と減耕起栽培で土壌炭素含量を増やす
◆キビ生産プロセスで発生する温暖化ガス発生量を減らすことができる

H23年度沖縄県赤土流出研究交流集会発表資料(0.98Mb)
月刊やいま12月号(1.01Mb)
月刊やいま1月号(1.01Mb)

 
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