八重山のサンゴ礁の保全を目指して

石西礁湖サンゴ礁基金

サンゴ礁基金について【活動のご報告】

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地球環境基金フロントランナー助成でサンゴ認定制度の構築を進めています

八重山地方のサンゴ礁生態系が厳しい状況にある中、石西礁湖サンゴ礁基金とWWFジャパンは協働し、サンゴ礁を保全する取組を認定するローカル環境認証について協働で検討を開始しています。

これは、八重山のサンゴ礁に恩恵を受けている、もしくは影響を与えている様々な事業者などを対象に、サンゴ礁生態系への環境負荷の低減や保全・再生につながる取組や製品、団体などを認定させて頂き、それを普及することで、環境負荷を低減してサンゴ礁が保全・再生できる環境条件を整えるとともに、八重山地方の産業の持続発展に寄与することを目指すものです。

アメリカのコロンビア川流域では、サケを守るための“Salmon Safe”というローカル環境認証が普及しています。流域の農業などの産業活動を対象に、川の水質や流量等に配慮する活動や製品を認定しています。例えば、畑のかんがい用水を節水し、農薬を使わないで栽培された作物、それを原料に製造されるワインやビールの購買を促すことで、サケの生態系の保全につなげているのです。

今年度からは、地球環境基金のフロントランナー助成(5年間の調査・研究)に採択され、より多くの研究者の方々にもご参画いただき、必要な調査・研究を進めながら、観光客等の消費者の関心度やニーズを測りつつステークホルダーと意見交換を重ねて制度設計と運営のためのスキームを構築していくものです。

皆様の応援とご協力をよろしくお願いいたします。


地球環境基金要望書

サンゴ認定パネル

※画像をクリックしてください。PDFファイルが表示されます。



 

 
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